同業者様よりご依頼を頂きまして、表替え工事をさせて頂きました。白中紋高麗縁を使用し製作させて頂きました。
共に製作させて頂きました。「四天付拝敷」という礼拝の座具として使われる敷物です。
【四天付拝敷】
畳表1~3枚程度で、礼拝の座具となるもの。四天とは、四天王のことで東西南北の四方を守護する四神のことです。
東に持国天王 (冶国安民)
西に広目天王 (千里眼)
南に増長天王 (万物の生と知識を生み出す神)
北に毘沙門天王 (北方の仏の道場を守り、常に説法を聞いているので多聞天ともいう)四天における紋の数については、7・5・3紋で表す。7・5・3というのは人生の厄年を表す数字で、それを払うために四天をつける。場合により、以外の数で四天を表しても役目に支障はない。
※写真掲載の許可を頂きました。