茵(しとね)製作。
綿入りの畳で、畳表(ござ)を5枚重ね、鏡と呼ばれる中央部分には、綿を乗せ白地の大和錦を被せてあります。額縁の四方には赤地の大和錦の中に綿を入れて作られた畳です。
茵はたたみの原型とされる敷物で、製作は細部にわたり難しい部分が多く、未だ納得することはありません。更なる精進に励みます。
本日無事にお届けに上がり、長い間お待たせいてしまい申し訳ございませんでした。直接ご反応を頂き、お客様の笑顔と、今回ご注文頂けました事に心より感謝しています。
畳職人として貴重な仕事に触れ、後進にも仕事を見せることができ、改めて先人たちが慈しみ育んできた畳文化を継承する末席の一員として感謝の気持ちでいっぱいです。これかも精進を重ね、ご依頼いただくお客様にお喜び頂ける様に励みます。
本当にありがとうございました。
株式会社 金井畳店 代表取締役 四代目 金井功