四代目オススメの畳

2022.02.03

突然ですが、理想の畳はありますか？

唐突過ぎました。。畳のことを日々考えている私だからすぐ答えられるのかもしれません（笑）本日は、四代目オススメの畳を紹介しようと思います。
選び方のご参考になれましたら幸いです。是非、ご参考までに探してみてください。

うすいんだけど、やわらかい「オリジナル置き畳」

置き畳なのに、やわらかい。

本畳のような「クッション性」を追究し生まれました。

置き畳の良さと言えば、特別な施工なく、畳を手軽に敷くことができることではないでしょうか。
置き畳は、持ち運びしやすいよう畳床（たたみどこ）の芯材を薄くします。その一方で、芯材の厚みが薄くすることにより、畳特有のやわらかいクッション性が失われるという課題がありました。

わたしたちが開発した「置き畳」は、畳床となる芯材をイチから見直し、本畳のような「クッション性」を追求しこれまでにない品質を実現しました。

現代の生活様式に溶け込み、置くことで手軽に温かみのある空間づくりができる「金井の置き畳」。
本畳を長年作ってきた職人の逸品をお届けします。

ｵﾘｼﾞﾅﾙﾌﾞﾗﾝﾄﾞｻｲﾄ「薄いんだけど柔らかい置き畳」はこちらよりご覧ください

家族とともに！「わんにゃんスマイル畳」

ペットにも人にも共に暮らしやすく生活できる様に作られた新しいペット用畳です。

ペットの万が一の粗相やたたみを爪とぎにするなどの懸念を改善してくれる従来の畳とは機能性も見た目も大きく違う畳になります。

ペット畳・猫畳・猫用畳・犬畳などペットと人に優しい畳です。

人とペットに優しい畳の製品はこちらよりご覧ください。

産地直送！「（熟成）国産畳表」

畳の定番といえば、天然い草を使用した「国産畳表」。「（熟成）国産畳表」をご紹介をさせていただきます。

（熟成にかけるこだわり）

金井畳店では俗にいう「青畳」を使いません。
収穫してから一年以内の畳表を使用すれば、簡単に「青畳」をお届けすることは十分可能なのです。

金井畳店ではい草を収穫して畳表に製織されてから最低でも半年～一年、空調管理の行き届いた特性倉庫にて寝かせた【熟成表】を使用した、畳表の色合いが落ち着いた畳をお客様へお届けしています。

なぜ、わざわざこのような手間のかかる事をしているのか？
そこには三つの理由があるからです。

黄金色の畳へ

収穫したばかりの「青畳」を畳に使用した場合、お客様のご家庭に納まってから、急激に日光にさらされることになります。後々、畳の表面の焼け方にムラが出来る原因となります。
そのため、金井畳店では、「青畳」を一年以上特性倉庫で【熟成】＝【寝かせる】この一手間を加えております。
そうすることで、急激な変色をおさえ、年数が経つほど輝き溢れる【黄金色の畳】へと変わりゆきます。

防虫効果

次に、「防虫効果」があります。

「青畳」は畳の原材料でもある「い草」そのものがまだ水分・栄養分を含んでおります。そのため、ダニ・カビが発生しやすい状態です。熟成を行うことで、い草の水分・栄養分が抜けて行きますので、納品後もダニ・カビの発生が少ない畳に定評がございます。

強度

「熟成」＝「寝かせる」ことで畳表が四季を経験します。

暑さ寒さの影響を与えることで「い草」は強くなります。「青畳」との決定的な差はこの強さです。「青畳」は畳替えをした直後、数日間は美しいです。

しかし、畳は収めた後からの方が長い付き合いとなる商品です。当店では一時の美しさで商いを致しません。
お客様のご家庭に納まって何年間も「黄金色に輝く畳」にこだわりを持って製作しております。

金井畳のこだわりはこちらよりご確認ができます。

暑い夏に！「リラクゼーションマット」

熊本県八代産のゴザを産地直送で仕入れ、マットに仕上げました。
お好きな畳縁をお選びいただき、オーダーメイドでの製作も可能です。

寝苦しい夜に爽やかない草の香りと、汗をい草が吸い込むことでサラサラして気持ちの良い癒しをお届けいたします。

究極のR！　「無面円座」

しわを寄せずに、紋の形を崩さず丸く縫っていく。

円の直径が小さくなるほど、また縁幅が広くなるほど作業が困難になる。

畳職人としても、一般消費者としても珍しい畳であり、用途としては、身分の違いを現す敷物として使われていました。お部屋のアクセントに、調度品としての使い方も可能です。

江戸の粋！　「一本縁畳」

「一本縁」とは、真ん中の畳を縁無し畳（四畳半と六畳の場合）や片側縁無し畳（八畳の場合）を用いて、隣り合った畳の縁が二本並びとならないよう敷き合わせの妙をつくり出していく手法となります。座敷に洗練された美しさとひろがりを表現しようとする関東にある伝統的な工法になります。

地元浅草橋の近くには花街が多く点在し、洒落を好む下町の旦那衆は、縁が二本並びになる事を、「野暮ったい」とも表現し、一本縁という工法が好かれました。

江戸の粋を今に伝える「畳一本縁」。畳で粋を表現してみませんか？

一本べりの製品を詳しく知りたいお客様はこちら

有職畳。「四天付き拝敷」

【四天付拝敷】
畳表１～３枚程度で、礼拝の座具となるもの。四天とは、四天王のことで東西南北の四方を守護する四神のことです。
東に持国天王　　（冶国安民）
西に広目天王　　（千里眼）
南に増長天王　　（万物の生と知識を生み出す神）
北に毘沙門天王　（北方の仏の道場を守り、常に説法を聞いているので多聞天ともいう）
四天における紋の数については、７・５・３紋で表す。７・５・３というのは人生の厄年を表す数字で、それを払うために四天をつける。主に寺院などで使われる敷物になります。

有職畳についてはこちらをご覧ください。

自由とモダン！「モダン乱敷畳」

従来型の畳。もちろん大変素晴らしいものですが、畳の素材や製法も多様化して来た現在、新しいデザイン性を求めるニーズが高まってきました。
そこで宇都宮市の石川畳店様が創始者として、商標登録、実用新案を取得して、規格化したものがモダン乱敷き畳です。今までは、一部屋全ての畳は、基本的に同じ様式でした。同じ色柄、同じ素材、同じ大きさ・・・。均一である事が常識で、並べ方も全国ほぼ同じような方法論のもと敷き込まれていました。
この、モダン乱敷き畳はこれまでと異なる考え方で作られています。
▶︎ ヘリがある畳とない畳
▶︎ カラーの畳と天然色の畳
▶︎ 正方形の畳と長方形の畳
様々なタイプの畳を組み合わせて、よりデザイン性に富んだご提案を可能としています。モダン乱敷きのお部屋はお客様の嗜好や家具、用途を考慮しながら、お客様が『畳を選ぶ楽しさ』を感じられる畳の部屋となります。
私達も精一杯アドバイス、提案をさせて頂きますので、あなただけの、これまでにない、素敵な畳のお部屋作りをしてみませんか？

モダン乱時期の製品はこちらからご覧になれます。