【特殊な四天付き拝敷】製作

【四天付拝敷】

特殊な四天付拝敷を製作いたしました。拝敷の使われ方として主に寺院において敷かれる礼拝の座具として使われています。厚みは畳表1~3枚程度で、四天とは、四天王を表し東西南北の四方を守護する四神のことになります。

東に持国天王  (冶国安民)
西に広目天王  (千里眼)
南に増長天王  (万物の生と知識を生み出す神)
北に毘沙門天王 (北方の仏の道場を守り、常に説法を聞いているので多聞天ともいう)

八角鐘小台(鐘敷き畳)

お寺様で使われる八角鐘小台(鐘敷)を製作致しました。

【文京区 Z寺様】御本堂 新畳入替工事

文京区にあるお寺様の御本堂の畳を新畳に入れ替えさせて頂きました。

熊本県産のしっかりとした畳表に稲わら畳床での新畳。内陣の畳には高麗紋縁を使用して、畳の四隅には奇麗に1紋調整して紋がきれいに見えるように製作いたします。隣り合う畳同士、紋縁(もんべり)を合わせて製作。向きが違う畳同士でも奇麗に合わせて製作しています。

2020年を振り返って【年末年始のお知らせ】

本年も多くのお客様より御贔屓いただき、誠に有難うございました。

コロナ渦の中でも、感染症予防対策をしっかりしながら仕事に向き合ってまいりました。無事に一年を終えることが出来るのも、弊社だけの力ではなく、生産者様はじめ流通の方、材料商及びスタッフ皆の力があってこそのことだと思います。

感謝の気持ちを持ちながら、来る新年もお客様にお喜び頂ける様に精進を重ねて参ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

(株)金井畳店 代表取締役 金井 功

【年末年始の休業日のお知らせ】

平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。株式会社 金井畳店では誠に勝手ながら、年末年始休業日を下記のとおりとさせていただきます。

年末年始休業期間:2020年12月31日(木)~2021年1月6日(水)

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

【有職畳】御茵(おしとね)製作

御茵【有職畳】を製作いたしました。

御茵(おしとね)という畳は綿入りの畳で、畳表(ござ)を5枚重ね、鏡と呼ばれる中央部分には、綿を乗せ白地の大和錦を被せてあります。額縁の四方には赤地の大和錦の中に綿を入れて作られています。

なかなか一般的に見る畳ではないので、こんな畳もあるのだと、知って頂けましたら嬉しいです。

元々お茵は天皇や公家など位の高い人が使える調度品でした。現在でも場所や生地の選び方、大きさ、使われ方までを考えながら製作される敷物となります。

板張りの部屋が多い中、伝統的な畳の中には適度な柔軟性を併せ持った素晴らしい畳がはるか昔から存在します。日本古来から続く伝統や美しさにとても感動するとともに、この伝統をしっかり守っていけるように精進し、お客様にもお喜び頂ける様に今一度頑張ります。

【織物の幅】

今の時代こそ様々な幅の生地があるが平安時代中期になると装束を含めた有職故実も確立されその頃の生地の織幅が1尺5寸となった。その為に茵の鏡部分のような幅が必要な場合、幅継をして使用されていた為、その考え方に基づき一針一針紋様を合わせながら縫い込み継ぎました。※写真真ん中央部分

【幾度となく向き合う】
何度も何度もやり直して改めて一から作り直そうと思い、もう一枚製作しました。
たくさんたくさん向き合いました。向き終えた今でも決して満足することはなく、新たな課題を必ず次に繋げ、また一歩ずつ進んで行こうと思います。
 
奥深く美しい世界だけど、未熟な精神じゃすぐに跳ね返されてしまいます。有職畳の厳しさも今回特に学びました。もっと心を磨きたいと強く思います。

【TBSテレビ「四季折々の贈物」番組出演】と【公式Tic Tok JapanMade様と対談配信】

10月25日 TBSテレビ「四季折々の贈物」という番組で、【秋の畳替え】をテーマに番組にて畳の情報発信をさせて頂きました。

秋は畳替えに最適な気候と、冬の身支度を整えることが出来る、畳替えにとっては良い時期となります。そんなお話と、撮影日にお越しいただいたご家族様と一緒にミニ畳作りを行い、その様子が放映されました。

短い番組ですが、その制作に係るスタッフのプロ意識の高さに非常に感銘を受けました。頂きましたご縁に感謝して、畳の情報発信ができた事がとても嬉しく思っています。

10月27日 Tic TokというSNSの中で公式番組としていつもお世話になっていますJapanMadeの河野様と1時間程度対談をさせて頂きました。こちらも見て頂いた方にたくさん畳の情報発信ができた事が嬉しく思います。

延べ1万人の人にご視聴頂き、とても光栄に思いました。

沢山のご縁に感謝して、私で出来る事であれば精一杯畳の情報発信に努めて参ります。この度は誠に有難うございました。

 

「秋の畳替えのススメ!!」秋は畳替えに最適の季節です。

「秋の空は高い」と言うことがありますが、この理由、なぜだかご存じですか?私も調べてみたのですが詳しくご説明がありましたのでご紹介させてください。これは「空の透明度」からそう言われているそうです。

夏から秋にかけて空が透明度を増します。夏は南の太平洋に中心を持つ高気圧に覆われて晴れますが、秋になると大陸から移動してくる高気圧に覆われて晴れるようになります。この「晴れの出身地」が空の透明度に関わりがあるそうです。大陸育ちの高気圧は海育ちの高気圧よりも空気中に含んでいる水蒸気の量が少ないため、空の青さが濃く、空が澄んで見え、湿度も低くなり快適な季節になります。

そんな気候のもとで秋は畳替えに最適なシーズンです。理由は様々ありますが、代表的なものは以下に挙げられます。

  • 湿度が下がり快適な気候の元、畳替えが出来る
  • 秋の快適な気候が夏に蓄えた、たまった畳や床の湿度を改善してくれる
  • こたつを出す前にお部屋のメンテナンスが出来る
  • 年末のあわただしさの中で畳替えをするよりかは落ち着いて畳替えが出来る

 

冬に向けてお部屋の環境を整えることが出来る時期にあたります。「秋の夜長」「芸術の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」など様々な事柄でも良い時期といえます。「畳替えの秋」としても最良の時期です。是非快適にお部屋をお使い頂きたく、秋の畳の張替えをお勧めさせて頂きます。

「秋の夜長にお月見をしながら畳の上で過ごすひと時」

私たちと一緒に日本の伝統畳を未来へ紡ぎませんか?【(株)金井畳店求人広告】

「私たちと一緒に日本の伝統畳を未来へ紡ぎませんか?」

(株)金井畳店は一緒に働いてくれるものづくりが大好きな人を
募集しています。

日本の文化でもある「畳」を自分の手で縫って
後世に残していきませんか?

株式会社 金井畳店 代表取締役 四代目 金井功

 

私はモノづくりにおいて「人」誰がどんな想いでどのように向き合ったのか?そのことが重要に感じています。「良い畳」「素晴らしい畳」には人の力・想いが特に重要と考えています。

良い材料はもちろんな事、その材料を目利きして仕入れ、その材料に合った製作、畳と向き合ったときに一枚として同じ畳はないことに、どれだけ深く想いをはせることができるのか?

今現在畳をお求めになられる方は「畳のファン」の方です。畳が好きな方へ、畳への熱い想い(技量・情熱)をもって製作することは、機械にはできません。機械を使いこなすためにも畳製作の基本である手作業での畳製作が特に重要と私たちは考えています。

日本の文化として生まれた「たたみ」が今新しい時代に向かっています。いつの時代も「温故知新」・・・昔の事をたずね求め(=温)て、そこから新しい知識・見解を導くことが必要です。

少しでも長く使えて喜んでもらえる「たたみ」を、ひとつひとつ丁寧に、熱い想いを一枚一間に込めて、一緒に日本の文化を守り、素晴らしい畳を未来へつなぎませんか?

 

金井畳店 家紋

【経営理念】

畳を通じてお客様を笑顔にしたい!!

私たちは、お客様それぞれのライフスタイルに合った「たたみ」をお作りしたいと考えています。

ライフスタイルは、お客様ごとに大きく異なります。

世代や家族構成、お部屋の大きさや趣味嗜好にいたるまで千差万別。

お客様の数だけ、ライフスタイルがあるといえます。金井畳店では、できる限りのことをお聞きし、お客様との対話を重ねることを大切にしています。

 

【行動指針】

・対話を心がけることにより相手を思いやり、お客様の立場になって考える

・喜んでもらうにはどうしたら良いか?常に考える

・喜んでもらえるための準備を怠らない

・常にお客様と真剣勝負する

 

【業務内容】

「製作」 様々な畳の製作(手縫い・機械作業)を致します
「営業」 畳の引き上げ・納品・見積・新規訪問営業などをします
「施工」 畳工事現場施工に伴う幅広い業務に従事します
「文化普及活動」 畳の魅力を様々なイベントにて発信いたします
「地域貢献活動」 台東区と防災協定を締結。避難所に畳を届けるプロジェクトで地域に貢献致します

(業務内容ギャラリー)

 

【入社後の流れ→ステップアップ→経験を積んだ後のキャリアは?】

①入社後3ヵ月 基礎訓練 畳の基礎を学びます。
②半年~一年 畳訓練校と併用しながら実技訓練 実際の畳製作をしながら様々な仕事を覚えていきます。
③三年 二級畳製作技能士 試験・取得 国家資格でもある技能士に挑戦。引き上げ・納入や採寸などの外回りも経験していきます。
④五年 一級畳製作技能士 試験・取得 一級畳製作技能士を取得。社寺などの高難易度が高い畳製作を行っていきます。
⑤一級取得後 技能に応じて更なる特殊技術習得 有職畳などの高難易度の畳製作に挑みます。
  • 畳製作の基本を学ぶべく、週一回の実技(一日)、週二回の学科(夜学)がある畳訓練校に入校して技能士を目指すことも可能です。
  • 様々な仕事の内容について段階的に訓練を重ねて、製造・外回り・見積・営業などをステップアップしていきます。
  • 畳製作技能士取得により様々なキャリアアップをしてまいります。
  • 給与面、仕事の内容など能力に応じて変化し社寺などの数十年・100年を超えてお使いいただける畳製作もします

 

【海外へ畳の輸出】

株式会社 金井畳店では積極的に海外の展示会などに参加して、世界に畳を発信しています。会社がある台東区には「上野」「浅草」などの日本でも有数の観光地があり、今後外国のお客様へ向けたワークショップや本格的な畳の輸出も視野に励んでいます。日本の文化でもある「畳」の美しさや素晴らしさを今後も国内だけではなく世界に向けて発信してまいりたいと考えています。

【金井畳店で働いてみて(レポート)】

  • 「針に糸を通したこともなかった自分が、一年半で文化財の畳の製作を任せて頂きました。とても身が引き締まる事でしたが、作り終えた達成感はとても大きかったです。」
  • 「時に体力的にきついときもありますが、奇麗になった畳を見てお客様がお喜び頂けるのがとても嬉しく感じます」

 

<平日と休日の過ごし方>

  • 平日は仕事終わりに気になった飲食店などで食事を済ませることが多いです。会社の近くには様々な飲食店が多くその日の気分でお店を変えています。
  • 休日は溜まった洗濯などしてからゆっくり本を読んだり気ままに散歩するのが好きです。どこに行くのも交通の便が良く「台東区循環バス めぐりん」で移動して浅草や上野などに行くことが多いです。

 

<今後の目標>

  • 「一つ一つの仕事を丁寧に、もっとたくさんの仕事が出来るようになりたいです。」

 

【募集要項】

・応募条件  後世に残るモノづくりにチャレンジしたい方 ※未経験者でも大歓迎
・雇用形態  正社員 ※有期雇用~無期雇用
・必要な資格 年齢18歳~ 健康な体 運転免許
・勤務地   〒111-0053 東京都台東区浅草橋2-13-9 ※JR浅草橋駅より徒歩5分
・勤務時間  午前8時~17時 ※実働8時間
・給与    基本給18万円(特別手当あり)※経験・年齢を考慮して決定します
・手当    交通費規定内支給
・賞与    昇給随時 賞与/年2回(経営状況を鑑みて)
・休日    日曜日 ※夏季休暇(5日)年末年始休暇(7日)
・社会保障  労働保険・社会保険完備

ご検討いただける方は「ホームページの募集を見ました」と一言お伝えください。

【ご連絡先】 03-3851-3802 info@tatamiya-kanai.com

担当 金井まで。 宜しくお願い致します。

【※畳屋さん・畳業界関係者様へ】

私は高校を卒業して埼玉にある畳訓練校を卒業し、家に帰り20数年経ちました。今思っていることは高校を卒業して一度親元を離れて良かったと思っております。

それまで親に甘えて育ってきた環境から、自分で外に出る事によって生活していく厳しさや、社会に出る準備をさせて頂いたと思っています。

この業界に入ってくる理由は人それぞれだと思いますが、仕事として生きていく術を身に着けるには最初が肝心だと考えます。今の時代手作業で製作することはそんなにないかもしれません。ただ畳製作において一番重要な事は基本的な事だと思います。

これからの畳業界を担うであろう新しい畳人に、基本的な事を特に重要視して責任を持って育てていきたいと、沢山思う様になりました。畳の技術だけを教えるのでなく、人として学んでいく姿勢を、私自身が続けることで一緒になって成長していきたいという気持ちで一杯です。

幸い、弊社の近くに東京都の組合が運営する東京都畳訓練校がございます。決められた日時に通い、畳製作の基本的な事を三年かけて勉強し技能士取得を目指します。

技能資格は技能を有したら終わりではなくスタートと位置づけ、技能資格を取るための修行ではなく、一生かけて磨いていくものとの思いから、日々の作業で覚えていく実践的な事や、訓練校で学ぶ基本的な事、この厳しい時代を生き抜こうとする私のもがく姿も横で見て学んでもらいたいと思います。

ご検討いただける方は「ブログの募集を見ました」と一言お伝えください。

【ご連絡先】 03-3851-3802 info@tatamiya-kanai.com

担当 金井まで。 宜しくお願い致します。

【特殊な四天付拝敷】製作

特殊な四天付拝敷を製作いたしました。ご指定のサイズが大きく、袷の作り方で四辺に四天を配置、折りたたみ運びやすく仕上げました。

【四天付拝敷】

畳表1~3枚程度で、礼拝の座具となるもの。四天とは、四天王のことで東西南北の四方を守護する四神のことです。

東に持国天王  (冶国安民)
西に広目天王  (千里眼)
南に増長天王  (万物の生と知識を生み出す神)
北に毘沙門天王 (北方の仏の道場を守り、常に説法を聞いているので多聞天ともいう)

#四天付拝敷
#有職畳
#金井畳店

八重畳(やえたたみ)2020年7月製作

八重畳

八重畳(やえだたみ)を製作しました。
 
八重畳とは、神社において神様の御霊を奉安される調度品として使われる畳です。上面のござと、土台になる下段の畳の間にござを6枚重ね、それらのござの縁を繧繝錦の模様を少しづつずらせながら側面に表れる模様を一体化し、土台を含めて畳の八段重ねを表現しています。
 
 
伝統技術から多く学ばせていただくのは、技術よりも職人としての心を磨く事だと思ってます。
 
過去の自分と向き合い、今の自分と向き合う。
 
思慮深くなったり慎重になったり、妥協しないように思う事は、普段の畳製作にも必ず繋がります。
 
これからもずっと磨いていこうと思います。
 
 
@ 台東区の畳屋さん(株)金井畳店