八角の鐘小台を製作致しました。

鐘など仏具の台として使用され、六角・八角・円など様々な形がある。
鐘の台としては、台になる材料が畳表のみで造ることが一番望ましく、響きが最も良いとされる。藁床・ボード床などでも作られることが多くなっているが、あまり軽量なのは安定度に問題がある
六角形にしても、紋の表し方に色々な形があり、大きさや厚さに応じて設定されると良い。また、写真の円型の鐘小台には中央に穴を開けている。これは最も音の響きをよくする為の造作である。

ＴＴＭclubは、Tatami Technical Management　の略です。

いつも大変にお世話になている先生からの課題で、重なり合う部分の高さを調節した仕様での製作を勉強致しました。なるべく高さを同じにして奇麗に見せる工夫が凝らしてあります。

とても勉強になり、弟子に勉強として持たせました。いずれ心が整い製作できる準備が出来たらばらして勉強してくれたら嬉しいです。また一つ勉強させて頂きました。ありがとうございました。

そもそも有職畳（ゆうそく畳）とは？

有職畳とは古くからの朝廷や武家などの儀式・作法の定法に基づいて作られた畳です。 現在では神社・寺院などで伝統的な調度具として使われます。茵（しとね）・八重畳（やえだたみ）・厚畳（あつじょう）・龍鬢（りゅうびん）・礼盤（らいはん）・拝敷・鐘台などがございます。