一本べりとは？

「一本べり」とは、隣り合った畳のヘリが二本並びにならないよう、真ん中の畳にへり無し畳を用います。
そうすることで、敷き合わせの妙をつくり出してます。
一本べりは、座敷に洗練された美しさと広がりを表現しようとする（江戸畳）関東特有の伝統技術にあたります。

施工事例で見る「一本べり」

実際の施工事例で見てみましょう。
「一本べり」の施工前・施工後写真です。

ここでは、部屋の中央にある畳を”へり無し畳”にしています。
そうすることで、へりとへりが重ならずお部屋にすっきりした印象を与えます。

「一本べり」は粋なおしごと

町人文化が盛えた元禄年以降、一本べりは、数奇屋作り（母家とは、別に建てられた規模の小さい茶室のこと）の四畳半座敷や風流好みの人々に好まれた六畳座敷、八畳座敷にも取り入れらました。

その敷き合わせの妙や風趣が「粋」とされ、その風潮が大いに高まりました。

しかしながら、現在の和室空間においては過去の話となっています。
こうした伝統技術があることも知っている人が少ないのが現状です。その理由には、特殊高級ものの造作を注文する人が少なくなり、ほぼ衰退しているに等しいです。

より詳しい「一本べり」についてはブログでご紹介をしております。こちらをクリック。

「一本べり」をおすすめしたいお客さま

「一本べり」をおすすめしたいお客さまは下記の通りです。

• お部屋をすっきりと見せたいお客さま
• 江戸っ子の小粋なお仕事に触れたいお客さま

畳製作ー縁へのこだわりー

私たち金井畳店では縁（へり）の現し方にもこだわっています。

• 部屋の広さにより、表現する畳縁の細さを調整。
• 隣り合った畳縁の柄同士に自然と合わせるように出来る限りの調整。

部屋全体としてみた際にバランスよく柄が配置できるよう、ひと手間加える「江戸前の仕事」を心がけています。

畳縁（たたみべり）は種類豊富で選べる楽しさがあります！

お部屋の雰囲気に合わせてやお気に入りの色柄など、実際のサンプル帳をお持ちいたしますので
実際に手で触れて頂いながら質感や色合いなどをご確認ください。畳縁（たたみべり）はお選びいただけます。

四代目がお勧めする畳縁（たたみべり）

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畳のお見積もりについて

お見積りは、以下の費用を含みます。